この記事ではこんな疑問にお答えします。
記事の内容
CBDの効能
CBDに関するよくある誤解
この記事の筆者
この記事を書いている僕は、サウナ愛好家歴５年。サウナ好きがエスカレートして、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会認定資格「サウナ・スパ健康アドバイザー」「サウナ・スパプロフェッショナル」を取得。東京でサラリーマンとして消耗しているかたわら、週3ペースで都内のサウナでととのっています。
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この記事では、近年国内で流行し始めている「CBD」の効果について解説します。
ぼく自身サウナが大好きで、にリラックスをするためにCBD製品の購入をし始めました。
この記事を読めば、CBD製品の使用によって、どのような効果が期待できるか、さらにCBDに対する市場の誤解について理解することが出来ます。
目次
CBDを使用することで得られる効能・効果
医薬品として効果が認められているCBD製品は日本には存在しません。
ただ、CBDを使用することで得られる効果は世界各国で研究が進められています。
メカニズムが解明されているものも、そうでないものもありますが、様々な良い効果を得られることもわかってきています。
そのうち、代表的な効果を以下に紹介します。
ストレスを軽減させる効果
CBDには、ストレスを軽減させる効果があるとされています。
上司からのプレッシャー、友人関係、試験などストレスだらけの環境におかれている自分たちには嬉しい効能です。
2015年のアメリカのある研究では、CBDは不安障害の治療のサポートになる可能性があることを発表しています。[1]
睡眠に悩みがある人に役立つ
CBDは、不眠症の治療に効果があると言われています。
1992年の日本の研究では、一分の催眠鎮静剤の作用を増強する効果が報告されています。[2]
また、2002年の別の国内の研究では、鎮静催眠薬の睡眠延長作用があることが裏付けられています。[3]
CBD自体に睡眠の質を高める効果があるというよりも、睡眠を促す薬をサポートするという意味合いで「不眠症の治療に役立つ」とされているようです。
前述のストレスを軽減させる効果が、結果的に睡眠を改善させる可能性はありそうです。
ニキビなどの皮膚炎に対しての効果
2014年のハンガリーの研究によると、脂肪抑制・抗炎症効果の組み合わせで、CBDがニキビ治療のために有望な可能性を秘めていることが発表されました。[4]
局所的に塗るためにCBDクリームとして販売されているものは国内にも存在します。
ただし、国内のCBD製品はいずれも医療用として販売されていないことにご留意ください。
CBDに対する誤解
CBDを使用するにあたって理解しておくべき、いくつかの疑問点について解説します。
CBDに依存性はない
CBDに依存性はありません。
依存性があるのは、大麻から抽出されるもう一つの主要成分であるTHC（テトラヒドロカンナビノール）です。
このTHCは、CBDが誤解されやすいもう一つのポイント「ハイになる」にも関連します。
CBDに「ハイになる」作用はない
こちらも、THCの作用です。
むしろ、CBDにはリラックス効果が期待されています。
日本国内の多くのCBD製品は、このリラックス効果があることをうたって販売されています。
CBDの違法性について
大麻の中でも「依存性がある」「ハイになる」成分のTHCは日本では厳格に規制されており、少しでも入っていると日本国内に輸入することは出来ません。
したがって国内で流通しているCBD製品は基本的に違法ではありません。
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CBD製品の使用は合法？違法？関連する規制について解説します。
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サウナとの相性
CBDはサウナで得られる効果である、リラックス効果・睡眠の質の向上・皮膚トラブルへの効果という点で非常に似た効果が期待できそうです。
サウナが人間の体に良い影響を及ぼすメカニズムと、CBDのメカニズムは同じかどうかは分かりませんが、相乗効果があるかもしれません。
まとめ
CBD成分に期待されている効果は下記の通りでした。
効果１ ストレスを低減させる効果
効果２ 不眠症の改善に役立つ
効果３ お肌のトラブルに効果がある
これまで紹介してきたCBDの効果は、100％保証されたものではありません。
他のの食品と同じく、人それぞれ相性があり個人差があります。
効果が思い込みであったとしても、自分の気分がアガるのであれば、それはそれで効果があると言っても良いと思います。
引用
[1]Blessing, E. M., Steenkamp, M. M., Manzanares, J., & Marmar, C. R. (2015). Cannabidiol as a potential treatment for anxiety disorders. Neurotherapeutics, 12(4), 825-836.
[2]渡辺和人, & 山本郁男. (1992). 大麻成分と他の中枢神経薬との相互作用. 衛生化学, 38(5), 385-396.
[3]渡辺和人, 木村敏行, 舟橋達也, 山折大, 宇佐見則行, 松永民秀, & 山本郁男. (2002). 大麻文化科学考 (その 13). 北陸大学紀要, (26), 7-15.
[4]Oláh, A., Tóth, B. I., Borbíró, I., Sugawara, K., Szöllõsi, A. G., Czifra, G., ... & Bíró, T. (2014). Cannabidiol exerts sebostatic and antiinflammatory effects on human sebocytes. The Journal of clinical investigation, 124(9), 3713-3724.
