サウナで絶対に「ととのう」ポイント3選。サウナ愛好家が伝授します。
この記事の内容
・「ととのう」とは
・ととのうためのポイント3選
・注意事項
この記事の信頼性
この記事を書いている自分は、サウナ愛好家歴5年程。
サウナ好きがエスカレートして、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会認定資格
「サウナ・スパ健康アドバイザー」
「サウナ・スパプロフェッショナル」を取得。
東京でサラリーマンとして消耗しているかたわら、週2~3のペースで都内のサウナに通ってととのっています。
ととのうって何?
サウナと水風呂でストレスがかかった体に、外部から大量の酸素がいきわたることで体が究極にリラックスした状態です。
体はあたたかく、頭はポワーっとして、全身をめぐる全ての血の動きがわかるような感覚になります。
日中のストレスはこの状態では全て消し飛びます。
字面からはアブない雰囲気がありますが、心身ともに良い影響しかないので安心です(笑)
「ととのう」ためのポイントは下記の3つ。
- 体じゅうの血液を余すことなく循環させる
- 血液の循環ペースをはやくする
- グルグル回っている血液に十分な酸素を運ばせる
それぞれ、具体的な方法を解説します。
空腹の状態でサウナに入ること
必ず、お腹を空かせた状態でサウナに入ってください。
サウナの効用は、体じゅうに血液を巡らせることで得られます。
お腹に食べ物が入った状態では、消化のために胃や腸に血液が移動してしまいます。
体じゅうに酸素を運ぶ役割を背負っていたはずの血液の量が減ってしまい、十分な効果が得られません。
また、食後すぐのサウナは気持ち悪さを誘発することがあります。
消化も不十分となり、お腹を下す可能性もあります。
出来る限り腹ペコの状態でサウナに入りましょう。
心拍数をしっかり上げること
サウナに入っているとき、しっかり心拍数を上げましょう。
サウナで体が高温下にある時は、皮膚の熱を体の中心に移動させるため、心臓から送り出される血液の量は安静時の約2倍になります。
この、「血液がしっかり送り出されていること」を、心拍数で把握すると簡単です。
推奨する心拍数は最大心拍の90%です。最大心拍は、「220-年齢」で算出することができます。
目標心拍数:(220-年齢)×0.9
僕(28歳)の場合は、
220-28=192
192×0.9=172.8となり、173が目標心拍数です。
目標心拍数まで達したら、最低でも1分はサウナから出る事を我慢しましょう。
これは、耐熱性が高いスマートウォッチの「Garmin Instinct」で計測した心拍数のデータです。
3つある大きい山はサウナで耐えている時のグラフで、目標の値を超えています。
この時は、しっかり全セットととのいました。
休憩中に深い腹式呼吸をすること
休憩中に、しっかり深く腹式呼吸をしましょう。
この呼吸法で、酸素が十分取り込まれ、ガンガン体をめぐっている血液が酸素を全身に運んでくれます。
1)リラックスした体勢で目をつむり、おへその下を手で軽く押さえます。
2)お腹を膨らませながら鼻から息を吸って、5秒ほど息をとめます。
3)お腹をへこませることを意識して、口をすぼめながらゆっくり息を吐きます。
注意点
「ととのい」は毎セット味わえる
サウナブームの火付け役となったテレビ東京ドラマ「サ道」では、毎回3セット目にととのっています。
1セット目、2セット目とだんだんコンディションがよくなって3セット目にフィニッシュ。
という演出ですが実は逆です。
1セット目が一番簡単にととのいます。
ただし、上記のやり方を守れば毎セット「ととのう」ことができます。
サウナに入るべきでない人
サウナは健康的な刺激が伴いますが、全ての人に勧められるものではありません。
てんかん、がん、腎臓障害のある人などは、サウナが禁止されています。
その他既往症がある人は、かかりつけ医に許可を得てからサウナを楽しんでください。
しっかり水分補給
サウナでは、大量の水分が汗として出ていきます。
水分補給は、全ての行程が終わってから行うのが最も望ましいです。
ただし脱水症状になってしまっては元も子もありませんので、無理せず水分補給をしましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- 空腹状態でサウナに入る⇒体内の血液を余すことなく循環させるため
- 心拍数をしっかり上げる⇒血液の循環ペースをはやくするため
- 休憩中は深く腹式呼吸をする⇒血液に十分な酸素を運ばせるため
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